世界の伝統的なクリスマス料理【ヨーロッパ編 前編】

あなたはクリスマスと言われたらどんな料理を思い浮かべますか?

フライドチキン、ローストチキン、ピザ、寿司、クリスマスケーキなどなど、、、

想像するだけでお腹がなりそうなくらい豪華で美味しいものが食べたくなりますよね。
また何を準備するかを考えるのも楽しみの一つです。

そこで今回は【ヨーロッパ】ではどんなクリスマスの定番料理があるのかを紹介していきます!
日本ではあまりクリスマスの時期には見かけない料理やデザートがたくさんありますので、楽しんで見てもらえたら嬉しいです。

それでは早速見ていきましょう!

目次

・イギリス
・イタリア
・フランス
・チェコ

イギリス

イギリスでは伝統料理でもある「ローストビーフ」をメインデッシュにすることが多いそうです。

付け合わせには日本では芽キャベツ、イギリスでは「ブラッセル・スプラウト」と呼ばれる見た目はキャベツをミニチュアサイズにしたような野菜が定番として国民に親しまれています。

引用元:https://www.pexels.com/

こちらは「ミンスパイ」と呼ばれるお菓子です。

クリスマス時期になると街中に売られており、イギリスのクリスマスには欠かせない伝統食です。

中身はお肉ではなく実はドライフルーツとスパイスからできています。

ミンスパイの伝統的な食べ方はクリスマスを初日として12日間、毎日1個ずつ食べる習慣があります。そうすることで次の年は幸せな年になるというジンクスがあります。

実は他にもジンクスがあり、「初日にミンスパイを食べる時に願い事をするとそれが叶う」「ミンスパイを作るときに生地を時計回りに回さないと悪いことが起きる」などが言い伝えられています。

もしミンスパイを食べたり、作ったりする際に試してみてはいかがでしょうか?

引用元:Wikipedia

こちらは「クリスマスプディング」と呼ばれるイギリスの伝統的なケーキです。
中にはドライフルーツがたくさん使われており、濃厚で芳醇な味わいが特徴的!

イタリア

きのことリコッタチーズのカネロニ

引用元:https://www.recipe-blog.jp/

イタリアではイブにローストチキンや七面鳥のようなお肉をあまり食べることはなく、そのため魚料理やパスタを食べることが多いそうです。

中でも1番親しみがあるのが「カンネッローニ」

ひき肉や野菜を詰めてソースやチーズを一緒に絡めて食べるイタリアの定番郷土料理です。

スイス

出典:Wikipedia

「フォンデュ・シノワーズ」は中国風のフォンデュという意味でブイヨンスープに薄切りした肉や野菜を潜らせてお好みのソースをつけて食べる料理です。

日本人から見ると「スイス版しゃぶしゃぶ」のようなものでありなんだか親しみを感じますね。

シノワーズは中国、中国風の意ですが、フォンデュ・シノワーズはスイスの家庭料理から産まれた料理とも言われており、正式な由来は不明とのことです。

フランス

出典:富澤商店

フランスでは生牡蠣やスモークサーモンなどといった魚介類をメインディッシュする家庭が多いそうです。

中でも有名なのが食後のデザートで食す「ブッシュドノエル」です。

皆さんも一度はスーパーやコンビニなどで見かけたことがあるのではないでしょうか?

木を横に倒したようなロール状の形が特徴
フランスではクリスマスケーキといえば「ブッシュドノエル」が定番です。

チェコ

フランスやイタリアと同様にメインディッシュは肉よりを選ぶことが多いです。

しかし、驚くべきところは魚の種類です。
チェコではなんと「鯉」を使った料理が定番だそうです!

クリスマスの数日前から生きた鯉が売られはじめ、当日まで鯉は浴槽で泳がせておくのがチェコ流のクリスマス準備だとのことです。
鯉がメインディッシュで出てくるのは日本ではあまり馴染みがないので、とても驚きの文化ですね。

前編はここまで!!
いかがだったでしょうか?
鯉を使った料理やその国ならではのデザートなど日本ではあまり馴染みのない料理を知ることもとても面白いですよね。

他の国も気になる方はぜひ後編もご覧いただけると嬉しいです。
最後までご覧いただきありがとうございました。

執筆者:admin